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Namiko Kitaura Japanese artist

Namiko Kitaura – art and nature

私は、カタルシスを表現する為の媒体として、写真という方法を使います。
それは、画像を通した、感情の浄化、そして蒸留なのです。

曖昧さと繊細さが彼女の作品の真髄である。彼女は、生命 と自然間の繋がりと自然に対して、日本人特有の目線から強 力なメッセージが込められた異彩を放つ写真を創作する。 彼女の作品の中にある暗黙のロマンチシズムは、抽象的で あり絶対的である。

植物、風景、人の肌といった名もない被 写体を通して、一瞬を捕らえるフレーム内に、浮遊する優雅 に動く感 覚を漂わせ、それぞれが 情 熱 的 に見つめ 合う。Namiko は独自のテクニックを用い、肉体の下に潜んで いる人間性のほとんど目に見えない物とその傍らにある物 を、象徴的で隠喩的な方法で、視覚化しようとしている。そ れらは、絶望の中の情熱、悲しみの中の心地よさ、混沌の 中の静けさであり、醜さの中の美しさである。

彼女のテーマ の中心となっているのは、人々のDNAレベルでの記憶、命 の儚さ、そして、その儚さに潜む美しさである。

Namiko Kitaura art and nature

Namiko Kitaura は自らのビジョンにつき、本誌に向け語ってくれた。“ 私の作品は、日本の伝統的な自然に対する概念に大きな影響を受け ていますが、私の模倣描写の概念から引き出される必然的帰結の美 的な推論として、象徴化と単純さの両面を表現した、芸術的に創ら れた空間だと解釈されています。日本古来の美的感覚では、私の作 品と同様、芸術と自然の距離は非常に近いものです。

この精神的な 結びつきは、被写体の美的な価値だけでなく、内面から思い起こさ せる激しい詩的感情も讃えるものです。

花に例えると、花の香りや色 合いだけでなく、その花の形やその花が内に秘めた感情に対して沸 き起こる深い愛情のようなものです。

自然に対する日本的概念は、人 間は、自然より優れているものでも、自然と敵対するものではないと されています。

Namiko Kitaura works

むしろ、自然の中に組み込まれている、もしくは、自然 と‘一体化’していると考えられています。人間へ影響をもたらす能力 を持った、宇宙、自然現象、もしくは、自然が作り出した物体に宿る 精神的な生命の存在を信じることにより、定義付けられています。

実 際に、日本語の自然という言葉は、‘おのずから、そのままでいる’という 文字通りの意味で、自然秩序の存在というよりは、存在の状態を表 しています。私の作品は、それを目にして一瞬立ち止まった人が、目 に留めた私の作品を通して、自分自身の真実の探求へと促すので す。”

 

namikokitaura.com

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