Trippen – Collection SS24 | The Core
カッラーラの採石場から切り出された荒削りの大理石は、偉大な芸術 家たちが手を加え制作する彫刻の原材料であり、それらは何世紀にも わたり、美術館や大聖堂、あるいは、町の広場を彩ってきた。
地球形成の過程において、密度の低い変成岩が強大な圧力により地 上に押し上げられ、畏敬の念を起こさせるような荘厳な自然の景観が 誕生した。人類がその美しさを発見して以来、地上と地下の両面か ら、それらの素材が発掘されてきた。その場所には、視覚的な痕跡が 残される。

人工的に創造された美と手付かずのままの自然美、そのど ちらにより価値があるのか?Trippenの製造は、資源の利用、つまり は、資源の可能性と枯渇と密接に関連している。循環型製品の開発 は、それゆえ、彼らの目標である。
資源の採掘は、必ずしも大理石の採石場のように目に明らかなものと は限らない。ここでは、硬い地球の表面を削っているに過ぎない。
だが、その柔らかな中心核、急激な地球の気候変動は、数々の方法で損 傷により引き起こされた症状を現している。資源が枯渇した時、残る のは硬い核心部分だけなのか?
地球はたくさんの産物を育て、新しいものは常にその核から誕生す る。自然のダイナミックな力は、無限の創造性を引き出す。
私たちは、これらを賢く利用し、恩恵を受けた以上のものを返すことが出来るの だろうか?

Visual concept & Photography: Evelyn Bencicova
Art Direction: Jakub Kubica
trippen.com



