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Japanese artists tell about themselves through their works

Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)は、2018年に東京都とトーキョーアーツアンドスペース(公益財団法人東京都歴史文化財団東京都現代美術館)により創設された、日本の現代美術の更なる向上を目的とした賞である。同賞の対象となるのは、将来の可能性を秘めた新しいコンセプトとアイデアを持った国内外で活動しているアーティストであり、彼らのキャリアにとって非常に重要な時期に、最善の支援内容を提供する必要性を重視している。
国際選考委員により選出されたTCAAの受賞者には、海外での活動を含む制作活動支援や、東京都現代美術館での展覧会の機会、そして英日版の専門書の出版などの支援が2年間に渡り継続される。
2020年–2021年度は、藤井光と山城知佳子が同賞の受賞者となった。

YAMASHIRO CHIKAKO
2002年に沖縄県立芸術大学を卒業した山城知佳子は、これまで日本、韓国、アメリカや東南アジアで展覧会を行って来た。
彼女の作品は、とりわけ生まれ育った沖縄と関連したアイデンティティーや歴史的記憶の移り変わりをテーマとしている。彼女は、リアリティーと想像の世界を融合させるパワーがあると信じる写真とビデオという2つのメディアを通し、社会から取り残されている人々に焦点を当てている。表現力に富んだメディアから察するに、彼女は、衝撃的な経験や悲哀を持つ世界中の人々が置かれた状況の観察や分析を動画の持つ可能性に活かしたいと願っているようだ。


FUJII HIKARU
パリ第8大学を2004年に卒業した藤井光は、2017年に日産アートアワードを受賞して以来、ヨーロッパと日本の展覧会で作品を発表して来た。芸術に歴史と社会を概念的に融合させた彼の創造性は、主に映像というメディアによって表現される。それを通し、彼は様々な国の歴史や文化の検証やアンソロジー的な観点から、現代社会にはびこる問題に応答する作品を制作している。藤井のアプローチはドキュメンタリーであり、アーカイブの記録や文書を編集した映像により歴史を再考するという手法をよく用いている。今回のTCAAでは、彼は主題と表現者の両方を‘自分’に結合させた物語を創作する事により自分史と深く関わるテーマを探究した。