Trippen – to introduce t-project
TRIPPEN は、本当の意味での妥協のないサステナビリティの達成を目指す革新的な戦略である T – プロジェクトを発表しました。会社の産業技術設備の段階的な向上を含んだ徹底した新たな商品ソリューションの取り入れこそが、T – プロジェクトが目指す未来の形です。
t-project Aware:
私たちの次世代フットウェアは、ビーガン、生分解性、プラスチックフリーの代替素材で作られています。市場に広く出回っている最新素材の多くには、一定の合成成分が含まれており、レザーの美しさや強度には程遠いのが現状です。既存の機能性素材を探し求めてる間、60年代にベルギーで使われていた郵袋が丈夫な亜麻布製であったことを知り、この素材を靴のアッパーに使い、さらにコットンの裏地で補強しました。私たちが実現した革新的なソールには天然ゴムが使われており、さらにインソールには天然コルクを重ねています。補強の必要がない 3 層構造になっているのが特徴となっています。
t-project Karma/Kismet:
シューズパーツにフレキシブルな互換性を持たせることは、当初から、私たちのデザインコンセプトにはなくてはならないポイントです。必ずリサイクルできる日がくると確信していたからこそ、長年にわたり、使用済みのB級品のソールを集めてきました。その量は、現在、18トンを超えており、まさにこれらをリサイクルして作られる新しいソールのベースとなっています。同時に、これまで大きなレザーの切り抜きも回収してきたことで、現在、私たちはこれを長方形にカットした後にストラップ状に接着して、サンダル用の新たなパーツとして再利用しています。これらのレザーにサンディング加工を施すことで植物なめし革のような表情と色合いの仕上げてから、最後にペットボトルをリサイクルしたフェルトのインソールを入れて、履き心地を実現しています。